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営業職を目指すなら不動産仲介業をお勧めする7つの理由

営業の仕事ってたくさんあるけど、おすすめの営業職はなに?

 

こんな疑問に答えます。

 

この記事を読むと分かる事

  • おすすめの営業職が分かります
  • 不動産仲介業の営業職がおすすめの理由が分かります

 

motoki
この記事を書いているmotokiは、不動産会社を起業し10年ほど経営していました。このメディアでは営業としての経験と、新卒や中途で社員を採用してきた経験を生かして、営業に役立つ情報を発信しています。

 

営業職を目指している人、今すでに営業の仕事をしていて、他の業界に転職を考えている人におすすめの営業職は何でしょうか?

いろいろな業界、業種がある中で、私がお勧めするのは、ずばり「不動産仲介営業」です。

この記事では、なぜ不動産仲介営業がお勧めなのかを説明します。

 

不動産業にもたくさん種類がある

まず初めに、「不動産仲介業」とは何かについて簡単に説明します。

同じ不動産業界でもいろいろな種類の仕事、業種があります。

 

不動産業の種類 主な業務内容
マンションデベロッパー 新築マンションの建設・販売
ハウスメーカー 注文住宅の建設・販売
建売販売業者 新築建売住宅の建設・販売
再販売業者 中古物件を買い取り再販売
建設会社 アパートや住宅の建設・販売
不動産管理会社 賃貸物件の管理

 

この様に、一口に不動産会社と言っても、いくつも異なる事業の形があります。

これらには、何か明確な棲み分けがあるわけではないので、いくつもの事業形態で営業している会社もあります。

 

ココがポイント

不動産業と言ってもいろいろな種類があり仕事内容も様々です。

 

不動産仲介業とは何?

では、「不動産仲介業」とは何かというと、先にあげた他の事業形態とは少し性質が異なります。

 

不動産仲介業の仕事は、不動産の売り手と買い手を繋ぐことです。

不動産を売りたい人、買いたい人の間に入って取引を成立させるプロが不動産仲介業者です。

 

不動産仲介業は、いわば不動産業界の要となる職種と言えます。営業職なら、この「不動産仲介業者」での営業職をおすすめします。

 

不動産取引の売り手は一般の消費者の場合もあれば、マンションデベロッパー、建売会社などの不動産業者となる事もあります。同じ様に、買い手も一般の消費者だけでなく、不動産業者となる事もあります。

 

ココがポイント

不動産仲介業者の代表的な例は、「三井のリハウス」とか「住友不動産販売」というとイメージしやすいかもしれません。

不動産仲介業の中でも、特に売買の仲介がおすすめです。

 

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不動産仲介営業をお勧めする7つの理由

 

  1. 将来性が高い
  2. やりがいがある
  3. 長く続けられる
  4. 専門職になれる
  5. ビジネスの基本を学べる
  6. 営業の本質を学べる
  7. 独立しやすい

 

それでは一つずつ解説していきます。

 

1.将来性が高い

不動産仲介の仕事は、将来性が高いと言えます。

賃貸であれ、持ち家であれ、ほぼ全ての人はどこかに住んでいます。人が家に住む以上、不動産営業の仕事が無くなる事はありません。

不動産業の中でも、特に不動産仲介の営業の仕事は今後も需要が大きいといえます。

 

ココがおすすめ

少子高齢化やAIやロボットの発達によって、今後なくなったり、少なくなったりする仕事は確実に生まれると言われています。

でも、衣食住に関わる仕事は今後もなくなる事はありません。特に住に関する不動産の営業の仕事は、多少形を変えていくとはしても、今後もなくなる事はありません。

 

不動産業には国の後押しがある

不動産取引は、国全体の経済が回っていく上でも大切な分野です。それで、国は景気を良くしたい時には、住宅関連の節税や金利の引き下げを行います。つまり、国をあげて人が家を買う事を奨励していると言えます。

さらに国は、中古住宅の流通も活性化するために様々な施策をしています。家を買う際に「新築にこだわらない」という人たちが今増えています。今後も中古住宅市場は活発化していく事が予想されます。

という事は、これからも不動産仲介の営業職が活躍する場面が増えていくという事です。

 

2.やりがいがある

不動産仲介の営業職は、やりがいのある仕事です。不動産の売買は、ほとんどの人にとって人生にそう何度もあることではありません。

特に、マイホームの購入や売却は人生の大きな節目となるイベントです。そこでお客さんの信頼に答えて良い仕事をすると大変感謝されます。

決して安くない手数料を頂いて、しかも感謝されるのですから、営業職としてはこんなに嬉しい事はありません。

 

例えば、マイホームを購入する多くの人は30年近い住宅ローンを組んで家を購入します。言ってみれば人生をかけて家を購入するという事です。それだけに皆さん真剣に家を探し、選びます。

ぴったり希望に合った家を紹介できると、お客さんから大変感謝されます。

マイホームを売却する理由は人それぞれですが、思い入れのあるマイホームを売却するのは、なかなか感慨深いものがあるものです。

家の売却を任されるには、お客さんから信頼される必要があります。その信頼に応えて家の売却に成功すると、お客さんからとても感謝されます。

 

ココがおすすめ

不動産仲介の営業職は、お客さんから信頼され感謝される仕事です。

 

3.長く続けられる

不動産仲介の営業職は長く続けられる仕事です。実際、不動産業界の中には、この道何十年という営業の方もいらっしゃいます。

きっとみなさんも、年配の方が営んでいる町の不動産屋さんを見た事があるかと思いますが、不動産仲介の仕事は、年を重ねても、知識と経験があれば、十分続けていける仕事です。

 

さらに詳しく

年齢やキャリアに合わせて、不動産仲介の営業職から、同じ不動産業界で別の業態の会社に転職していく人も多いです。不動産仲介の営業職を経験すれば、不動産業界では重宝されます。

 

4.専門職になれる

不動産仲介の営業職には、不動産の専門知識が求められます。不動産会社には、不動産の契約に先立って重要事項の説明をする義務があります。この重要事項の説明をするには、不動産の国家資格である「宅地建物取引士」を持っている必要があります。

営業職で国家資格が求められる仕事って他にあまりないのではないでしょうか?

 

不動産の営業職には、ただ物を売るスキル以上の専門性が求められているのです。逆に言えば、資格で守られた専門的な仕事ともいう事ができます。知識や経験を積んでいける専門性は、不動産仲介の営業職ならではの魅力です。

 

さらに詳しく

ちなみに「宅地建物取引士」を持っていなくても不動産仲介の営業職にはなれますが、不動産業界で長く働くのであれば、やはり資格の取得をした方が有利です。

不動産会社は、従業員5人につき1人は「宅地建物取引士」を置かなければならないと決められています。それで、どの不動産会社も有資格者を必要としています。宅建士の資格を持っていれば不動産業会で働くには断然有利になります。

 

5.ビジネスの基本を学べる

不動産仲介の仕事をすると、ビジネスの基本を学ぶ事ができます。

ビジネスの基本は、マーケティング、集客、セールス、顧客フォローです。他にも大切な事はあるかもしれませんが、大切な事は基本的にこの四つです。

不動産仲介の営業職は、これを全て自分で行う機会があります。

 

不動産仲介の仕事でビジネスの基本を学べる?

例えば、家の売却依頼を受けるとします。まず、何をするべきでしょうか?

その家をどんな人が買うかを考えます。購入者を具体的にイメージします。年齢層、家族構成、どこに住んでいるか、などです。いわゆる、マーケティングです。

次に、そのターゲットにどうやって情報を届けるかを考えます。
どんな広告媒体を使うか、どんな広告キャッチをつけるか、どれぐらい広告費用をかけるかを考えます。効率よく集客する方法を考えるのです。

広告を見て問い合わせしてくれた見込み顧客にセールスを開始します。どうやったら家を買ってもらえるか、家のセールスポイントを考え、出来るだけ魅力的に見せる方法を考えます。

売買契約が成立したらそれで終わりではありません。その後も定期的に顧客のフォローをします。もし何か困っている事があれば相談してもらえる関係性を築ければ、そこからまたビジネスが生まれます。

家のリフォーム、火災保険の契約、または知り合いを顧客として紹介してもらえるかもしれません。きちんとした顧客フォローをする事によって、顧客のライフタイムバリューが高まり、売り上げが雪だるま式に増えていく事になります。

 

これは一例ですが、不動産仲介の仕事には、ビジネスに必要な基本的な事を全て学べる環境があります。

 

さらに詳しく

会社によっては、仕事を細分化していて、営業職にセールスの部分を担当させ、他の業務はバックオフィスで対応するところもあります。営業だけに集中すれば、売り上げを上げ、稼ぐのは楽ですが、不動産仲介とビジネスを学ぶには、全てを経験できる会社で営業として働くのがお勧めです。

その後、ステップアップとして、さらにセールスに特化していくのか、またはマルチに不動産の仕事に取り組んでいくのか決めても良いと思います。

 

6.営業職の本質を学べる

不動産仲介の営業職を経験すると、営業職としての本質的な部分を学べます

 

営業の仕事の本質は、「顧客の問題解決」です。顧客が抱えている問題や悩みを解決するサービスを提供するのがセールスの本質でありあるべき形です。不動産仲介業の仕事は、そのためのスキルを伸ばすのに非常に適しています。

 

どんな業界の営業職にも、自分が売る「商品」というものがあります。

例えば、自動車販売であれば、自分のメーカーの自動車が売るべき商品ですね。

マンションデベロッパー の営業職であれば、仮設のモデルルームなどを見せながら、マンションの部屋を販売します。自社の建てたマンションが売るべき商品です。

では、不動産仲介業の営業職が売る「商品」は何だと思いますか?

 

正解は、売りに出ている「不動産全て」です。

 

不動産仲介の営業には、売らなければならない決まった「商品」というものがありません。売りに出ている不動産であれば、どの物件を仲介して売っても良いのです。

なぜなら、不動産仲介業は、売り手と買い手を繋ぐのが仕事で、特定の商品を売る仕事ではないからです。

言い換えると、不動産仲介とは「売り手と買い手のニーズをマッチングさせる事によって手数料収入を頂く仕事」なのです。

 

顧客のニーズを理解する能力が求められる

では、売り手と買い手のニーズをマッチングさせる為に、必要な能力は何でしょうか?

それは、顧客のニーズをヒアリングする能力、さらに顧客自身も気付いていない潜在的ニーズを引き出し、理解する能力です。

顧客のニーズとは、つまり顧客が抱えていて解決したい問題です。顧客の抱えている問題を解決できる物件を探してきて紹介すれば、不動産は自ずと売れていくのです。

これが、不動産仲介の仕事の真髄なのですが、これを理解できれば、営業職としての本質も理解している事になります。

 

ココがおすすめ

不動産仲介で家を売れる営業職は、営業の本質を理解しているので、他の業種の営業職となっても当然通用するはずです。

 

7.独立しやすい

不動産仲介の営業職には、将来独立開業するという道もあります。私も不動産会社を起業した経験がありますが、不動産仲介業は比較的独立開業しやすい業種と思っています。

既に述べましたが、不動産仲介業には特定の商品がありません。商品は不動産の売り情報です。不動産の売り情報を仕入れれば、商売をする事ができます。

不動産売り情報は、レインズを使ってほぼ無料で手に入ります。つまり商品の仕入れ費用が不要という事です。良い商売と思いませんか?

 

レインズとは?

レインズとは、不動産業者が利用する不動産情報のデーターベースです。不動産業者は、物件の売却依頼を受けたら、レインズに登録し他の不動産業者と共有する事が義務付けられています。

 

不動産業界はIT化がまだ進んでいない

多くの不動産仲介業者は、地域密着で営業をしており、地場に根ざした商売をしています。そのような会社の多くは、昔からの地主との付き合いで、不動産を売ったり買ったりしながら利益を得ています。

それらの不動産業者の経営者の多くは年齢層が高く、あまりITテクノロジーを活用できていない場合があります。中小の不動産業者の中には、いまだに電話とFAXでしかやり取りできないところもたくさんあるのです。

 

日本の不動産業界はまだまだIT技術の活用が進んでいないと言われています。でも、時代が変わりつつあります。近い将来、もっと不動産関連のいろいろなサービスが出てくる事でしょう。

 

ココがおすすめ

IT技術をもっと活用できれば、不動産業界には若い世代の経営者が勝てる可能性がまだまだあるのです。

 

中小の不動産会社は世代交代の時期

多くの中小の不動産会社の経営者は高齢になってきています。その多くが廃業したり、代替わりをしています。また、地主さんも同様に代替わりが進んでいます。若い経営者は、そのような古くからの不動産業者の地盤を引き継げる可能性があります。

 

ココがポイント

不動産仲介業には、ビジネスチャンスがまだまだたくさんあるのです。

 

まとめ

  • 不動産業の中にもいろいろな業態がある
  • 営業職をするなら不動産業の中でも仲介業がおすすめ
  • 不動産仲介業で営業職の経験を積めば、不動産業界で重宝される
  • 不動産仲介業で営業職をすれば他の業種の営業職でも通用する人材になれる

 

不動産仲介の営業職がおすすめな理由を解説しましたが、いかがだったでしょうか?

知識も経験もゼロから始めても、努力次第では、数年で世の中で十分通用するレベルの営業職になれます。

もちろん、働く会社の方針や営業スタイルによって、得られる経験値や収入には差があります。とは言え、不動産仲介の営業職として経験を積めば、不動産業界内でも、他の業界でも営業職として活躍できるようになります。そんな営業職は他にはなかなかないと思いますよ。

興味があれば、ぜひ不動産仲介の営業職を探してみて下さい。この記事の内容が、あなたが仕事を選ぶ時の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

motoki

 

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